12月に入り、野外活動センターの樹々の多くは
葉を落として、冬の木立となりました。

芝生広場周辺の「モミジバフウ」には、
枝先にイガイガの実がぶら下がっています。


「ナンキンハゼ」は、ほぼ葉を落とし
白い実は日差しを浴びて青空に輝いています。

「イロハカエデ(イロハモミジ)」は
見事な枝ぶりの深紅の装いです。

他の落葉樹に比べて遅く葉を落とす「クヌギ」や「コナラ」は、
まだまだ多くの葉を残しています。


遅く葉を落とす樹々の多い野外活動センターの「落ち葉」は、
まだまだこれからが本番です。
一面の落ち葉の「木立」の中や「遊歩道」を散策してみませんか。

そんな野外活動センターの樹で、
秋の中頃に早々に葉を落としていたのが「桜(サクラ)」。

この時期は休眠期なので葉っぱが無く、幹や枝の状態がよくわかります。
『桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿』
木の性質に合わせて手入れすることが大切であることを
教えた庭木の「剪定(せんてい)」の諺(ことわざ)です。
「サクラ」は、枝折れの傷や切り口から
「腐朽菌(ふきゅうきん)」が侵入し枝が枯れたり樹が弱ったりするので
樹の状況を見極めた適切な「剪定」が必要です。
また、枝先や中間に「ほうき状」の
「てんぐ巣」と呼ばれる枝が見られることがあります。

「テング巣病」というカビによって小枝が異常に密生する感染症です。
この枝には花が咲かずそのまま放置すると枝も枯れ、
さらにはカビが胞子を飛ばして他のサクラも感染してしまいます。
「桜切る馬鹿」ではなく適切に「剪定」しないと「サクラ」の樹は弱ります。

「テング巣病」の枝だけでなく、来春に綺麗な花を咲かせる為に
樹に負担をかける上向きに伸びている枝や「ヤゴ」とか「ひこばえ」
と呼ばれる無駄な小枝もきちんと「剪定」する事と
切り口の「除菌」が寒い時期の大切な作業になります。
また来春には、綺麗な「桜」をご覧いただきたいと思います。
(「桜」の開花時期が近づきましたらこのブログで「桜だより」を発信します。)