秋から初冬の野外活動センターではあちこちで
「パチン!」「ガサ!」などなど 不思議な音が
聞こえてきます。
樹の下を歩いていると、頭や肩に突然何かが
当たってびっくりすることもあります。
この不思議な音や物の「正体」は ——-「どんぐり」。

アスファルトやコンクリートの道に落ちると「パチン!」
落ち葉や草むらに落ちると「ガサ!」っと
結構大きな音をたてます。
皆さんがイメージする「どんぐり」
細長い物や丸っこい物など様々な物があると思いますが、
「どんぐり」とは「ブナ科」の果実の「俗称」です。

野外活動センターの場内に自生するどんぐりの樹、
「クヌギ」「クリ」「ブナ」「ミズナラ」
「コナラ」「ウバメガシ」「シイ」「カシ」などなど。
多様な大きさ、形の「どんぐり」が
9月頃から12月初旬頃まで地面に落ちます。
樹によって、「どんぐり」を落とす時期が
少しずつ違います。10月は特に多くの樹が
「どんぐり」を落としていました。

11月に入りましたが野外活動センターでは
まだまだたくさんの「どんぐり」が
樹の枝先に多く残っていたり、
地面に落ちています。


「どんぐり」は、森の生き物たちの大切な「ごはん」です。
野外活動センターの森に棲んでいる動物たち
「野ネズミ」「アナグマ」「タヌキ」「イノシシ」
「リス」「ムササビ」「サル」などにとって
「冬眠」(とうみん)や「越冬」(えっとう)の
エネルギーになる貴重な食べ物です。
「越冬」の食料として「どんぐり」を食べる野鳥もいます。
「カケス」や「ヤマガラ」はその代表選手です。
ひと昔前まで、人も「どんぐり」を大切な食料にしていました。
秋の味覚である「栗」も「どんぐり」の一種ですし、
「しいの実」=「ブナ科」の「スダジイ」「マテバシイ」等も
「アク」が少なく、軽く炒って殻をむいて食べると香ばしいです。
「アク」の強い「どんぐり」も「アク抜き」すれば
食べられる物もありますが、「どんぐり」はアレルギーを起こす
事もありますので注意は必要です。
地面に落ちた「どんぐり」は、雨風で運ばれたり、
虫や動物たちに食べられたりしてまもなく姿を消します。
「どんぐり拾い」に野外活動センターに遊びにきませんか?