６月２７日（金）に平年より２０日も早く
これまでで最も早い梅雨明けだそうです。
梅雨入りの当初は、まるで梅雨末期のような豪雨続きで
このまま平年並みに降り続くと、大規模な水害等が心配されましたが、
６月での記録的梅雨明けとなりました。
これまでの梅雨の期間の降雨量は平年並みだそうですが
本格的な夏の期間が長くなるので「水不足」が心配な真夏が始まりました。
例年なら、梅雨空で見頃を迎える
野外活動センターの「紫陽花（あじさい）」ですが
夏空の下、今が見頃を迎えています。
場内の「紫陽花」の多くは、
手毬咲きの「ホンアジサイ」です。
土の酸度によって 装飾花の色が変わる「紫陽花」
一般的に酸性だと「青色」、アルカリ性だと「赤色」の花をつけて
彩とりどりの花色を楽しませてくれます。
額咲きの「ガクアジサイ」や「ヤマアジサイ」も観られます。
「紫陽花」は落葉低木ですので春に芽を出して成長します。
剪定をしないで放置していると年々成長を続けて、
樹高が高くなり樹形も乱れてしまいます。
樹形を整えるには、花が終わる頃に行う「（弱）剪定」と
春先の新芽が出る前の３月頃までに、根元から３０～５０ｃｍ位で
バッサリと刈り込んでしまう「強剪定」があります。
現在、小ぶりな紫陽花で花芽が付いていないものが観られますが
大きくなりすぎて春先に計画的に「強剪定」をした「紫陽花」です。
今シーズンは花芽はつきませんが来シーズンには綺麗な樹形で
綺麗な花を咲かせてくれると思います。
毎年綺麗な「紫陽花」を楽しんでいただけるよう管理していきますので、
今が見頃の紫陽花を観に遊びに来てください。